レンタルサーバーを借りて、どのようなことができるのかを考えてみたいと思います。
あなたがレンタルサーバーを借りることを検討しているのなら、何かの目的があってのことでしょう。
しかし、その目的以外の使い方もあるかもしれません。
例えば、レンタルサーバーには次のような使い方があります。
【レンタルサーバーの使い方】
- ブログを作成して情報発信する
- 組織のホームページを作成して情報を共有する
- アフィリエイトサイトを作って報酬を得る
- ショップサイトを作って物販を行う
- 非公開のコミュニティを作る
- 独自ドメインを使用できる
- メールアドレスが使用可能(独自ドメイン・サーバーのドメイン)
- メルマガを配信することができる
- ステップメールを配信することができる
他にも色々とあるかもしれませんが、一般的な使い方としてはこの程度ではないでしょうか。
今回はレンタルサーバーで上記のような使い方をするにあたり、
具体的にどのように作業をしていけば良いのか
について紹介したいと思います。
まずは
- レンタルサーバーに共通して言える使い方
- その後に各社の特徴に合わせた使い方
を見て行きましょう。
株式会社PEEP 高原
サバサバ読める目次
レンタルサーバーの使い方!コントロールパネルでできること!
レンタルサーバーによって使い方に違いがありますが、
基本的な使い方は似ています。
基本知識としてこちらを理解してください!
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サバ
これを読んでおけば、どこでも応用できるね!
最低限知っておこう!コントールパネルの基本
レンタルサーバーを使用する場合、まず
コントロールパネルにログインする
必要があります。
では、コントロールパネルの使い方から見て行きましょう。
一般的にはコントロールパネルという呼び方ですが、エックスサーバーの場合は
- インフォパネル
- サーバーパネル
が存在します。
サーバーの設定を行いたい場合には、
- まずインフォパネルにログイン
- 【サーバー管理】ボタンから
- サーバーパネルに移動
する必要があります。
ちなみにさくらサーバーやロリポップなどでは、直接コントロールパネルにログインすることができます。
サバ
上の画像の赤枠部分にあなたのID(アカウント)が表示されます。
アカウントと初期ドメインを確認しよう!
先程の画像であなたのIDが確認できました。
では次に、あなたに与えられた
ドメインを確認
しましょう。
レンタルサーバーに登録した時点で、
最初に必要な情報(初期ドメイン)
がメール送られてきています。
その内容は
コントロールパネルでも確認できます。
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ドメインを確認するには、サーバーパネルの右上にある「ドメイン設定」ボタンを押してみましょう。
すると、次のような画面が表示されます。
上記画像の赤枠部分が初期ドメイン(最初の文字列はあなたのID)となっています。
もちろん、
【初期ドメインって?】
サーバー契約と同時に付与される、あなた専用のドメイン
もちろん、
- ホームページを作成・公開する
- WordPressを設置して利用する
ことも可能
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更に、メールアドレスも使用できるので初期状態でも困ることはありません。
つまり、独自ドメインを取得しなくてもそのまま使えます。
ちなみに、
現在はエックスサーバーに契約すると
独自ドメインを1つだけ無料で使用できる特典
があるので、更に使いやすいのではないでしょうか。
では、続いて独自ドメインの使い方について見て行きましょう。
初期ドメインは、
レンタルサーバーに登録した時のメールや、
コントロールパネルで確認できる。
レンタルサーバーでの独自ドメインの使い方
レンタルサーバーで独自ドメインを使うには、最初に独自ドメインを取得しなければなりません。
独自ドメインの取得に関しては、ドメインを扱っている業者で取得する必要があります。
ほとんどのレンタルサーバー業者では外部で登録した独自ドメインを設定する流れになっています。
具体的な手順としては次の通り。
- 独自ドメインを取得する
- 独自ドメインのネームサーバーを変更する
- レンタルサーバーで独自ドメインを追加する
では、もう少し詳しく見て行きましょう。
レンタルサーバーの設定の前に独自ドメインを取得しよう!
ドメイン取得をする場合、
レンタルサーバー会社に関連するドメイン業者を勧められる
ことが多いです。
サバ
しかし、実は全く別のドメイン業者でドメインを取得しても問題ありません。
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ドメインを扱っている主な業者としては次の通りです。
正直、ドメインの価格や更新費用はどの業者を選んでもそれ程大きな違いはないです。
ですが、ドメイン自体はどこで取得しても同じものなので、
基本的に最安値であることが多いお名前.com
あたりがおすすめです。
キャンペーンによっては登録が無料だったり、更新費用が安かったりします。
ですから、独自ドメインを取得する前に他の業者も確認するのがおすすめです。
では、お名前.comで独自ドメインを取得したとして考えてみましょう。
レンタルサーバーのネームサーバーに変更しよう!
独自ドメインの使い方を考えた時、仕組みは意外と難しいのですが、作業は非常に簡単です。
独自ドメインを取得したら、独自ドメインのネームサーバーをレンタルサーバーのものに設定変更しなければなりません。
ネームサーバーはレンタルサーバーで決まっている為、説明書を読むと
「ネームサーバーを以下のものに変更してください」
と表示があります。
お名前.comで取得した独自ドメインを他のレンタルサーバーで使用するには、お名前.com側でネームサーバーを下の画像のように変更しなければなりません。(画像はエックスサーバーの例)
ところで、ネームサーバーとは何をするものかご存知ですか?
ネームサーバーはドメイン名をIPアドレスに変換するサーバーです。
例えば、郵便物を届けるのに宛先が名前だけだったとしましょう。知り合いや有名人ならすぐに住所もわかりますが、まずは住所を調べる必要があります。ネームサーバーはこれと同じ役割。
ですから、レンタルサーバー側で「このIPアドレスです」と教えてあげなければならないわけですね。
上記の作業を正常に行うことで、独自ドメインをレンタルサーバーで使うことができるようになります。
ただし、ネームサーバーが切り替わるまでに多少時間が掛かるので、しばらくお待ちください。
すぐに切り替わる場合もありますが、場合によっては1~2時間掛かることもあります。
では、独自ドメインを取得して、独自ドメインのメールアドレスを作って使ってみましょう。
レンタルサーバーで独自ドメインを使うには
1.独自ドメインを取得する
2.独自ドメインのネームサーバーを変更する
3.レンタルサーバーで独自ドメインを追加する
独自ドメインメールの使い方!レンタルサーバー設定は簡単!
メールアドレスを追加するには、「メールアカウント設定」によって追加する必要があります。
先程登録した独自ドメインのアドレスを使用する場合、まずメールアカウント設定で独自ドメインを選択します。
更に「メールアカウント追加」を押すと、下の画像のように設定画面が表示されます。
必要となる情報は、下記の3つの項目。
- メールアカウント
- パスワード
- 容量設定
パスワードや容量設定に関しては、後から設定変更も可能となるので、現段階では深く考えなくても良いでしょう。
メールアドレスの設定ができたら、メールソフトの設定が必要です。
それぞれのレンタルサーバーでメールソフトの設定方法が記載されていますので、それに従いましょう。
メールソフトに必要な設定項目は次の4点。
- 受信メール(POP)サーバー
- 送信メール(SMTP)サーバー
- ユーザー名(アカウント名)
- パスワード
また、メールソフトを使用しなくても、各レンタルサーバーでは「Webメール」が使用可能となっています。
Webメールなら端末が変わっても、インターネットに接続可能な環境ならすぐにメールの送受信が可能。
メールソフトの設定をするのが億劫な場合は是非Webメールを使用してみてください。
以上でレンタルサーバーの使い方はかなり理解できたのではないかと考えます。
では、ブログの作成とホームページの作成について見て行きましょう。
独自ドメインメールを使うには、「メールアカウント設定」からメールアドレスを追加し、メールソフトかWebメールを使用する。
ブログ・ホームページを公開!簡単インストール機能が便利!
レンタルサーバーを利用する一番の理由はブログやホームページを作って公開することではないでしょうか。
ブログやホームページはアフィリエイトにも利用できますし、自社商品や趣味関係、組織などの宣伝効果も大いに期待できます。
更にSNSと連動させることで更に効果を期待できます。
ブログやホームページを作成するのに、最近ではWordPressを使うのがおすすめ。
WordPressはレンタルサーバーの簡単インストール機能を使おう!
WordPressを使用するには、WordPress用のファイルをダウンロードしてサーバーにインストールする必要があります。
しかし、最近では全てレンタルサーバー側が用意してくれているので、簡単にWordPressを設置する事ができます。
下記の項目を設定すれば、後はクリック1つで設置完了。非常に簡単です。
- サイトのURL
- サイトの名称
- メールアドレス
- パスワード
レンタルサーバー側の難しい使い方を知らなくても、あっという間にサイトが完成してしまいます。
もちろんイメージ通りのサイトに仕上げるには細かな設定が必要となりますので、ある程度の時間と労力は必要です。
では、WordPress以外の方法はどうでしょうか。
WordPressは、レンタルサーバーの「簡単インストール機能」で簡単に設置できる
レンタルサーバーにhtmlファイルを転送!
WordPress以外の方法は、静的なサイトになります。
つまり、htmlファイルなどをオフラインで作成し、レンタルサーバーに転送する方法です。
オフラインでのファイル作成に関しては、ホームページ作成ソフトやテキストエディタによる入力が必要となります。
今回はサーバーの使い方についての記事なので、作成方法については割愛します。
作成したファイルをレンタルサーバーに転送するには、FTPという通信プロトコルを使って転送する必要があります。
FTPを使うには、次の2つの方法があります。
- FTPソフトを使用する
- サーバーのFTP機能を使用する
FTPソフトに関しては多くのフリーソフトがあるので、すぐに手に入るでしょう。有名なのは、次の3つ。
- FFFTP
- FileZilla
- WinSCP
設定方法はレンタルサーバーによって違うので、解説をよく読んで設定してください。
FTPソフトのインストールや設定がめんどうな場合には、レンタルサーバーのFTP機能がおすすめです。
エックスサーバーの場合は、インフォパネルの「ファイル管理」から[WebFTP]機能が使えます。
独自ドメインのフォルダの中の「public_html」フォルダの中にファイルを転送しましょう。
レンタルサーバーにhtmlファイルを転送するには、「FTPソフト」か「レンタルサーバーのFTP機能」を使う
まとめ
今回はレンタルサーバーの使い方と色々な機能について紹介しました。
ちょっとまとめて見ましょう。
ポイント1
レンタルサーバーは、
契約と同時にアカウントと初期ドメインが使用できます。
ポイント2
また、場合によっては、
最初から独自ドメインが使えるキャンペーンもあります。
ドメインを取得するときは、そういったキャンペーンを利用するのがおすすめ。
ポイント3
そして、レンタルサーバーを借りることは独自ドメインを使うことが大前提となります。
独自ドメインは取得するだけでは使用できません。
独自ドメインを取得したら、
ネームサーバーをレンタルサーバーのものに設定する必要があります。その点だけ注意しておきましょう。
ポイント4
また、独自ドメインを取得すると独自ドメインの入ったメールアドレスを使うこともできます。
メールの使い方に関してはとても簡単ですが、レンタルサーバーによってはメールアドレスの数に制限があるかもしれませんので注意してください。
レンタルサーバーを借りて独自ドメインを取得したら、今度はホームページやブログを公開したいところ。
最近ではレンタルサーバーにWordPressの簡単インストール機能があるので、あっという間にサイト作成が可能です。
是非、素敵なサイトを作って公開してください。
下記の記事で各社の特徴を徹底的に比較しています!
株式会社PEEP 高原
サバ
こちらの記事を確認し、万全の状態で実際にサイト運営を始めて見てくださいね!