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エックスサーバーに画像、ファイルをアップロードできない時の対処法!

エックスサーバー アップロード

エックスサーバーは高性能型のレンタルサーバーですが、それゆえに初心者にはわかりにくい部分もあったりします。

高性能型のレンタルサーバーやVPS(仮想専用サーバー)は、ある程度勉強してからという方もいらっしゃいますが、エントリーサーバーと同価格帯でレンタルできるのであれば、高性能なサーバーを選択したくなるのは仕方のないこと。

使い方がわからないのであれば使いながら勉強することで、より早くそのサーバーに馴染めるようになるかもしれません。

本記事ではそんな高性能型レンタルサーバーであるエックスサーバーの問題として多く記事が寄せられている「ファイルや画像がアップロードできない」現象について、詳しく説明していきます。

アップロードできない理由

画像もしくはファイルをアップロードする為には、内部でスクリプトが走っていることはご存じでしょうか?

プログラムについてはこの回では割愛させていただきますが、内部的には全てプログラムを介して一連の処理が行われています。

エックスサーバーもその一つであり、プログラムを追加したり、構成ファイルを修正したりすれば解決することもありますので、まずは理由の特定を心掛けることが大切です。

以下はトラブルの原因として考えられる部分です。

  • php.iniファイルを変更している
  • FTPソフトが何らかの要因によって設定変更された
  • ファイアウォールに引っかかっている
  • エックスサーバーのサーバートラブル
代表的な原因だけで見てもこれだけあります。

中でも「php.iniファイルの変更」と「FTPソフトの設定変更」は意外と忘れがちなものです。

知らず知らずのうちになぜか設定を変更してしまったケースが多いので、最初に確認するとよいかも知れません。

アップロードできないトラブルの原因まとめ

  • php.iniファイルを変更している
  • FTPソフトが何らかの要因によって設定変更された
  • ファイアウォールに引っかかっている
  • エックスサーバーのサーバートラブル

php.iniの修正

エックスサーバーではphp.iniを簡単に修正変更できる機能が標準で備わっています。

ですからphpなどの言語に全く精通していない方でも簡単に修正できます。

下で解りやすくまとめて説明していきますので、怖がらずにチャレンジしてみてください。

1.php.iniに変更を加えるドメインを選択する

サーバーパネルを開いて、赤い枠で囲まれた箇所「php.ini設定」をクリックします。

エックスサーバーのphp.ini設定画面

ドメイン選択画面が表示されます。

該当するドメインの横にある「選択する」をクリックします。

ドメイン選択画面の説明図

2.設定を見直す

php.ini設定の画面が表示されます。

この画面の最下部にある「その他の設定」の項目内にある部分を修正します。

修正箇所は以下の通りです。

php.ini設定画面の解説図

php.ini設定での修正箇所の解説
post_max_size 一度の送信で送れるファイルの総量です。
upload_max_filesize アップロードできるファイル一つあたりの容量です。
file_uploads ファイルをアップロード可能にするかどうかの設定です。

全ての設定を確認したら最後に「確認画面へ進む」をクリックします。

php.iniの修正の流れ
php.ini設定の画面から全ての設定を確認し修正する

ファイアウォールを確認する

ネットサーフィンをしていると、意図せず悪意のあるサイトを開いてしまうことがあるかもしれません。

そういった場合にあなたのPCの設定が勝手に変えられているケースも稀に存在します。

もし急にファイルが送れない、その他のトラブルも増えたと思ったら一度設定を確認してみてもいいかもしれません。

但し、この方法を試している最中は一時的にPCが無法地帯と化してしまいますので、最大限の注意を払ってください。

Windows10のファイアウォールを無効にしてみる

Windows10のデスクトップ画面左下にある検索窓に「cont」と入力してください。

ウィンドウズ10の検索窓

コントロールパネル」という項目が表示されますので、これをクリックします。

ウィンドウズ10のコントロールパネル

次に「システムとセキュリティ」をクリックします。

ウィンドウズ10のシステムとセキュリティの場所の解説図

システムとセキュリティの画面にある、

ファイアウォールの状態の確認」をクリックします。

ウィンドウズ10のファイアウォールの状態を確認する場所

Windows Defender ファイアウォールによるPCの保護の画面が開かれたら、

左側にあるリストメニューから「Windows defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリックします。

Windows Defender ファイアウォールによるPCの保護の画面

ネットワーク設定のカスタマイズ画面が表示されますので、

プライベートネットワークとパブリックネットワークの両方の設定を

Windows Defender ファイアウォールを無効にする(推奨されません)」にチェックを変更します。

ネットワーク設定のカスタマイズ画面

ファイルアップロードを試してみる

上記の設定が全て完了したら、再度ファイルのアップロードをしてみます。

正しく送れるようなら、何かしらの拍子にファイアウォールの設定が変更されてしまった可能性が強くなります。

ファイアウォールの設定を見直しましょう。

ファイアウォールを確認する際、
一時的にPCが無法地帯と化すため最大限の注意を払いながら
Windows10のファイアウォールを無効にしてアップロードできるか確認する

その他の原因

ケースとしては少ないですが、複数の管理者でサイトを管理している場合、エックスサーバーのFTPアカウント設定を誰かが変更してしまうケースもあるようです。

エックスサーバーで発行したFTPアカウントが削除されてしまうと、削除されたアカウントで接続設定をしているユーザーは当然、FTP関連の一切の操作が無効となってしまいファイルもアップロードできなくなってしまいます

複数で同じアカウントを共有することはこういったリスクもありますので、サーバーアカウントは代表で誰か一人管理者を決め、その人以外は設定変更などができない環境を作ることも重要な予防と言えます。

また、エックスサーバーではほとんどありませんが、サーバー自体のトラブルで一時的に利用できなくなっているケースもあります。

こういった場合も、公式サイトでは必ず稼働状況に関する情報を公開していますので、そちらをチェックすることも大切です。

その他の原因
エックスサーバーのFTPアカウント設定
サーバー自体のトラブルがないかチェック

まとめ

いかがでしたか?

ワードプレスなどを利用していて急にファイルのアップロードができなくなった場合、更新作業に支障が出てしまいますよね。

また複数のユーザーでサーバーを共有している場合にもトラブルを迅速に解決できなければ、それだけ時間を浪費してしまいますので作業効率が大幅に低下してしまいます。

トラブルはないのが一番ですが、万が一のトラブル時にもすぐ対応できるように日ごろからトラブルの解決方法を情報収集しておくことも学習の一つです。

レンタルサーバーの公式サイトには大体Q&Aなどのページがありますので、他の方が

  • どのようなトラブルについて質問しているのか
  • どういった解決方法があるのか

常に目を通しておく習慣をつけておきましょう。

一度借りてしまえば頻繁に鞍替えするようなものではありませんので、レンタルサーバー毎の特色をよく理解し、自分の用途に合ったサーバーを探し出すことも必要です。

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