IQサーバーを使うのはこの時だけ!IP分散の正しい使い方と注意点

この記事ではレンタルサーバー「IQサーバー」の評判や特徴、料金プランを紹介します。

IQサーバーってどんなサーバー?

IQサーバー

IQサーバーはクイッカレンタルサーバーと同じ株式会社エムフロが運営しているレンタルサーバーです。

IQサーバーではクラスC分散IPが利用できます。

Googleなどの検索上位に自分のサイトを表示させたい場合によく使う手法ですが、サテライトサイト(いわゆるリンクを送る側のサイト)を通常のレンタルサーバーで作ると、IPアドレスが偏ってしまいます。

これは「このサイトは不自然なサイトですよー」といい触れているようなもの。

Googleに限らず、検索エンジンはこのような不自然なサイトをキック対象にする傾向が非常に強く、SEO対策どころか、逆にいくら検索しても表示されなくされてしまう可能性すらあります。

IP分散は住所を完全に変えることと同じなので、複数のサイトを構築した際に自然なリンクに見せることができ、これによって検索ランクを上げることも可能になります。

クラスCのIPアドレスは通常100個単位での購入になりますが、IQサーバーではこれを10個からレンタルすることができるので非常に格安にSEOを施すことができます。

IQサーバーは株式会社エムフロが運営。
クラスCのIPアドレスを10個~レンタルできるIP分散サーバー。
サテライトサイトの制作にも向いている。

クイッカレンタルサーバーとの関係

クイッカとは姉妹サイトの位置付けになっていますので、クイッカで購入したクイッカポイントもそのままIQサーバーで使用できます。

またクイッカを使用した経験がある方であれば、IQサーバーもIP分散に適したクイッカ管理画面と同じ感覚で使用できます

この辺りは同じ運営ということでクイッカのノウハウをそのまま移植している良い部分ではないでしょうか。

IQサーバーはクイッカポイントが使える

料金プラン

海外IP 国内IP
初期費用 無料 無料
月額利用料 1IPあたり139円(税抜)
IP単価@150円×10=月額費用1,500円(税込)
1IPあたり324円(税抜)
IP単価@350円×10=月額費用3,500円(税込)
年間契約割引 ご契約期間は1,3,6,12ヶ月から選択いただけます。
12ヶ月(1年)契約時【5%割引】を適用致します。

IQサーバーの料金プランは、海外IPプランと国内IPプランの2種類です。

プラン毎のIP10個単位でのレンタルとなっています。

これはクラスCというカテゴリ自体が100個単位での販売しかしておらず、IQサーバーがあらかじめ海外IPなら1400個、国内IPなら500個を用意しているためです。

契約形態は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月とありますが、12ヶ月契約のみ5%割引となっています。

IQサーバーを使う方であればその用途はサテライトサイトがメインとなってくると思いますので、IP10個単位という部分は気にする必要はないかもしれません。

(筆者自身も以前このIQサーバーで個人的に120個という数のIPを借りていたことがあります)

またこれとは別に専用サーバーの契約もあります。

1台のサーバーで100個~1000個のIP契約ができますが、これはIPの契約個数により金額が変動するプランとなっていますので一度お問い合わせください。

IQサーバーの料金プランは「海外IPプラン」「国内IPプラン」の2種類。
IP10個単位でのレンタルとなる。
12ヶ月契約のみ5%割引

DNSサーバー完全分散機能

PHPやCGIなどを使った動的サイトは今や当たり前となっています。

IQサーバーは各種ライブラリも既にインストールされ、CMSを使ったサイトの構築もすぐに行えます。

当然データベースもMySQLを標準装備しています。

またCMSについてもWordPressのみならず、Movable typeなど各種CMSで動作確認を行っており、安心して使うことができます。

クイッカ管理画面

クイッカで培ったノウハウを取り入れた管理画面で、

  • 独自ドメイン設定
  • メール管理
  • FTPアカウント設定
  • パスワード変更
  • CRON設定

など全ての操作を直感的に行うことができます。

複数の契約の場合にもアカウント変更が可能となっており、同一画面での管理も可能となっています。

海外IPプランのみIP1個辺り10円/月で、国内IPプランに関しては無料での提供となっています。

DNS分散オプション

有料オプションとしてAmazon Web Services(AWS)を利用したDNSサーバー分散オプションがあります。

これは一つ一つのドメインに対して複数のネームサーバーで構成できるというもので、非常に障害に強く耐久性があり、安定性と分散性に優れています

WordPressの運用について

IQサーバーでは簡単インストール機能が実装されていませんので、自分でアップロードしないといけません。

公式サイトのマニュアルにも書かれている通り、まずは管理画面を開き「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」を確認してください。
(データベース名のみ海外IPでは「localhost」となっていますのでご注意ください。)

次に管理画面の「CMS」からWordPressの全ファイルをアップロードします。

アップロードディレクトリというのがファイルをアップロードされる場所となります。
※この画面だとPublic_htmlの直下にwpというディレクトリができます。

ディレクトリをさらに下げたい場合には「/」で下げていけば自動的にディレクトリが作成されます。
次にWordPressの置いてあるURLにアクセスしてインストールを開始します。

※先ほど管理画面で設定した「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」が必要となりますので、忘れないようにメモを取っておいてください。

データベースのホスト名の部分には、

  • 海外IPプランの場合は「localhost」
  • 国内IPプランの場合は管理画面記載のデータベースサーバー名

を記入します。

通常、テーブル接頭辞は変更の必要はありませんが、もし何か別のものにする場合にはデータベーステーブルの先頭につく文字となるので慎重に決めましょう。

最後に「サイトのタイトル」「ユーザー名」「パスワード」「管理用メールアドレス」を設定して、インストールを押せば自動でインストールが始まります
※テストサーバー以外での運用であればプライバシーの欄にチェックを入れることを忘れないようにしましょう。

IQサーバーでは簡単インストール機能は実装されていないため自分でインストールする必要がある

サーバースペック

IQサーバーはサーバーマシンのスペックを公開していません。

ストレージ容量は国内IPプランも海外IPプランもIP1個辺り300MBとなります。

またストレージの種類に関しても公開はしていないので何とも言えない部分はありますが、本格的なサイト運用を主とする使い方をしている方はほぼいないといっても過言ではないので、おそらくはHDDではないかと予想します。

転送量は海外IPプランのみ5GB/月となっており、国内IPプランに関しては表面上は無制限となっていますが、これも従来のレンタルサーバー同様一定のルールの範囲内での無制限ということだと思います。
(クイッカレンタルサーバーと仕様はほぼ変わらないのではないでしょうか)

また1契約につき独自ドメインは10個までとされていますが、これも1契約でIP10個がセットになっていますので、IP毎に独自ドメインが使える仕様となっています。

CRON設定はIP1個につき3つまで可能となっています。

PHPバージョンに関しては若干の注意が必要となる部分です。

IQサーバーではPHPバージョンは5.6系となっており、7系PHPで構築されている方は手直しが必要となります。

データベースはIP1個につき1つしか使えません。

IQサーバーのストレージ容量はIP1個辺り300MB
転送量は海外IPプランのみ5GB/月

バックアップ

IQサーバーにはバックアップ機能はありません。

但し、プログラムを自作しCRONを使えば自動バックアップは可能だと思います。

(試したことはないので何とも言えない部分ではあります。もしそういった機能を必要とされる方は一度サポートに問い合わせてみてください。)

IQサーバーはバックアップ機能はない

サポート

IQサーバーは電話サポートを行っておらず、メールのみでの対応となります。

もし電話サポートを希望するのであれば他のレンタルサーバーの検討が必要となります。

また、メールでの対応もあまり早いといった感じではありませんので、そういったことにストレスを感じるようであれば別のレンタルサーバーを借りた方が良いかもしれません。

IQサーバーのサポートはメール対応のみ

まとめ

IQサーバーはいかがでしたでしょうか?

もともとIQサーバーをレンタルする方の想定される使い方としては、サテライトサイトやメルマガなどシンプルな簡易サイトであったりメーリングリストのみであったりします。

そういった理由からサポート体制が薄かったりという部分はありますが、逆に言うとサポートをあまり必要としない使い方が多い気がします。

もし

  • メルマガでの到達率を底上げしたい
  • サテライトサイトをたくさん作って被リンク数を増やしSEOを強化したい

と思われるのであれば間違いなくIQサーバーは強い味方になるでしょう。

逆に、単純にホームページのみ運営したいといったような使い方には向いていないことも確かです。

このようにレンタルサーバーといっても使い方によって選択肢は変わってきます。

一度借りてしまえば頻繁に鞍替えするようなものではありませんので、レンタルサーバー毎の特色をよく理解し、自分の用途に合ったサーバーを探し出すことも必要です。

IQサーバー 公式サイト

一般的な用途(メインサイト)で使うのであれば、確実に他社サーバーの方が良いです。

下記の内容と比較して、本当にIQサーバーで十分か考えてから、申し込みを検討しましょう。

下記の記事で他社のレンタルサーバーについて、詳しく比較しています。

サバ

意外な落とし穴や、コスパの良い選び方をご紹介するよ!

プロしか知らない!マジでおすすめのレンタルサーバー比較ランキング!