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【知らなきゃ危険】サーバーの種類の全て!初心者にもわかりやすく解説!

サーバーの種類

サーバーには様々な種類があります。

ハードウェア自体を指し示す場合もありますが、OSやソフトウェアを指す場合もあります。

会話の中で「サーバー」という単語が出没したら、

何を意味しているのか読み取る必要があります

ここで勘違いが起きると、重大なトラブルになる可能性もあります

株式会社PEEP 高原

では、サーバーと呼ばれるものにはどのような物があるのでしょうか。

ここでは、

サーバー自体の種類について

素人でも1回でわかるように解説

します!

サバ

この記事を読めば、

初心者でもサーバーについて、

最低限の基礎知識はマスターできる

ので必読ですよ〜!

①サーバーは10つの種類にわかれます!

早速、サーバーの種類について見ていきましょう。

サーバーと呼ばれるものについてリストアップしてみました。以下をご覧ください。

  • Webサーバー
  • メールサーバー
  • データベースサーバー
  • FTPサーバー
  • DNSサーバー
  • プロキシサーバー
  • DHCPサーバー
  • ファイルサーバー
  • プリントサーバー
  • NTPサーバー
  • アプリケーションサーバー

たくさんありますね。

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

Webサーバー

WebサーバーはHTTPプロトコルという通信手段を用いて、インターネット上のデータをやりとりする為のサーバーです。

パソコンやスマホなどのWebブラウザから閲覧したいURLを入力すると、目的のWebサイトを閲覧できます。

この時の動作としては、次の手順となります。

  1. Webブラウザが閲覧したいIPアドレスにリクエスト送信
  2. Webサーバーがリクエストを受け取って解析する
  3. WebサーバーがWebブラウザにデータを送信
  4. Webブラウザがサイトデータを受審
  5. Webブラウザがサイトを表示する
ほとんどの場合、一瞬でWebサイトが表示されるので何の不思議もなかったかもしれません。

実際のデータの動きはこんなに複雑になっていたということを覚えておきましょう。

まとめ
Webサーバーは、インターネット上のデータをやりとりする為のサーバー。

メールサーバー

メールサーバーは、メールの送受信を行うためのサーバーです。

具体的には

  • 送信用:SMTPサーバー
  • 受信用:POP3サーバー
の2つのサーバーがあります。

メール送信時の手順としては次の通り。

  1. メールを作成して送信指令を送る
  2. SMTPサーバーが宛先を判別
  3. SMTPサーバーが宛先のメールサーバーへ転送
メール受信時の手順は次の通りです。
  1. POP3サーバーがメールを受け取って保管する
  2. ユーザーが受信操作をする
  3. POP3サーバーに保管されているメールを取りに行く
  4. 受け取ったメールを読む
メールの送受信に関しても、非常にシンプルなことのように考えていたかもしれませんが、実際は意外と複雑な動作となっています。

まとめ
メールサーバーは、メールの送受信を行うためのサーバー。

データベースサーバー

データベースサーバーとは、内部に保存されてるデータベースを管理しているサーバーのことです。

  • データベースサーバーを「DBサーバー」
  • データベース管理システムを「DBMS」

とも表記されています。

データベースサーバーは、アプリケーションサーバーなどからの要求によりデータの削除や書き換えなどの操作を行います。

まとめ
データベースサーバーとは、内部に保存されてるデータベースを管理しているサーバー。

FTPサーバー

FTPサーバーとは、ファイル転送プロトコル(File Transfer Protocol)を使用しています。

クライアントPCとのファイルの送受信を行うためのサーバーのことです。

最近ではWebサイト用のデータをWebサーバーと連動させています。

データの送受信にはFTPソフトウェアが必要。

FTPソフトウェアとしては

  • FFFTP
  • WinSCP
  • Filezilla
などが有名です。

これらのソフトウェアはフリーウェアです。特別なことをしなければフリーウェアでも全く問題無く使用できます。

まとめ
FTPサーバーは、クライアントPCとのファイルの送受信を行うためのサーバー。

プロキシサーバー

プロキシサーバーの「プロキシ」は「代理」を意味します。

例えば、社内LANなどを経由してインターネットに接続する場合などは直接インターネットに接続することができません。

この時、プロキシサーバーが代理を務めるということです。

つまり、あなたの接続しているLANと外部のインターネットの間にプロキシサーバーを経由することで

  • 前にアクセスしたWebページの情報を記憶しておく(キャッシュ)
  • 外部からの攻撃を守る
  • 内部の匿名性を確保する

などの役割りを果たすことができます。

まとめ
プロキシサーバは、直接インターネット接続できない時に接続の代理を務める。

DHCPサーバー

DHCPは「Dynamic Host Configuration Protocol」の略で、IPアドレスなどを割り当てる仕組みのことです。

あなたのパソコンをLAN経由でインターネットに接続する場合、IPアドレスやその他の設定が必要です。

昔はその割り当て作業を手動で行っていましたが、台数が増えれば手動で行うことも不可能。

ですから、その情報を割り当てるためのDHCPサーバーが必要になります。

まとめ
DHCPサーバーは、IPアドレスなどを割り当てる仕組み。

ファイルサーバー

ファイルサーバーはファイルの保存や共有をネットワーク経由で行う為のサーバーです。

近年では「Drop box」や「Google Drive」などのネットワーク経由でファイルにアクセスできるクラウドサービスが増えてきました。

これらもファイルサーバーの一つです。

このように、企業だけではなく個人でも知らず知らずの内に利用しているのがファイルサーバーです。

まとめ
ファイルサーバーはファイルの保存や共有をネットワーク経由で行うためのサーバー。「Drop box」や「Google Drive」もファイルサーバーになる。

プリントサーバー

複数のコンピュータで1台のプリンターを使用したい場合、プリントサーバーが必要となります。

例えば、社内LANで接続された複数のパソコンに対して1台のプリンターで印刷を賄うという場合も多いのではないでしょうか。

この時、同時に印刷要求があった場合でも正しく印刷ができるのもプリントサーバーが適切な処理を行っているからです。

まとめ
プリントサーバーは、複数のコンピュータで1台のプリンターを使用する時の処理を行う。

NTPサーバー

NTPは「Network Time Protocol」の略。

役割りは、クライアント側から「現在時刻を教えてください」という問い合わせがあったときに正しい時刻情報を教えるためのサーバーです。

例えば、社内LANに複数のコンピュータが接続されていたとして、それぞれのコンピュータの時刻情報が違っていたらどうでしょうか?

ファイルの更新日時などが不明確になり、不具合が生じることもあります。

そのようなことが起こらないように、NTPサーバーによって時刻を管理しているのです。

まとめ
NTPは、正しい時刻情報を教えるためのサーバー。

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーはWebサーバーとも密接な関わりがあるサーバーです。

アプリケーションサーバーの役割は、Webサーバーから受け取ったリクエストに対して言語解析を行うためのものです。

具体的には、Webサイトに書かれているJavaやRuby、phpなどの言語を解析し、Webサーバーに結果を返す橋渡し的な存在のサーバー。

ところで、Webサーバーを使用したい場合、自分でサーバーを構築することも可能です。

しかし、デメリットのことを考えれば、レンタルサーバーを借りるのがおすすめです。

レンタルサーバーにもいくつかの種類があるのでどのように選べばよいのか悩んでしまうかもしれません。

では、レンタルサーバーの種類とその特徴について見て行きましょう。

まとめ
アプリケーションサーバーは、Webサーバーから受け取ったリクエストに対して言語解析を行う

②レンタルサーバーの種類と選び方

レンタルサーバーの種類は下記の4つです。

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS(仮想専用サーバー)
  • クラウドサーバー

それぞれついて詳しく見て行きましょう。

同じレンタルサーバーでも

用途が全く違う

ので、必ず覚えておきましょう!

株式会社PEEP 高原

共用サーバー

共用サーバーは、1台のWebサーバーを複数のユーザーが契約して利用するというものです。

共用サーバーの最大の魅力は費用が凄く安いという点です。

月額100円程度で借りることができるプランもかなり多いので、お試し感覚で利用できるのではないでしょうか。

ただし、費用が安い分デメリットが多いので注意が必要です。

共用サーバーの主なデメリットとして以下のようなことが考えられます。

  • 他のユーザーやWebサイトの影響を受けることがある
  • 悪質なユーザーが同じサーバーを利用している場合はサーバー自体がブラックリストに登録される可能性がある
  • サーバーの管理権限が無い
特に、同じサーバーを借りている他のユーザーによる悪影響という部分はどうすることもできません。

逆に、あなたのサイトのアクセスが多くなってくることであなたが加害者側になる可能性も出てきます。

そのようなデメリットが無いのが、専用サーバーです。

まとめ
共用サーバーは、デメリットも多いが、費用が安い。

専用サーバー

専用サーバーは、あなたが独占的に1台のサーバーを使用できるというレンタルサーバーです。

共用サーバーのようなデメリットが無い代わりに、利用料金は高くなります。

自由度の高さもありますが、あなたのサイトに多くのアクセスが集まるようなら専用サーバーを検討した方が良いでしょう。

まとめ
専用サーバーは、利用料金は高いが、独占的に1台のサーバーを使用できる

VPS(仮想専用サーバー)

VPSは仮想専用サーバーと言われます。

1つのサーバーを複数のユーザーで使用する共用サーバーと同じです。

しかし、共用サーバーと違う点は、仮想的に専用サーバーのように見える点です。

例えるなら、マンションの一室といった感じでしょうか。

あたかも自分一人の専用スペースのように感じますが、実は外に出れば他の人も住んでいるというイメージです。

建物自体は他の人も利用していますが、他の人の影響を受けることもなく快適な生活が送れるのがメリットです。

費用は共用サーバーより少し高く、専用サーバーよりははるかに安いので、共用サーバーのワンランク上のサーバーと考えれば良いでしょう。

また、独自アプリやJavaを使いたい場合にはVPSがおすすめです。

まとめ
VPSは、共用サーバーのワンランク上のサーバー。独自アプリやJavaを使いたい場合にもVPSがおすすめ。

クラウドサーバー

クラウドサーバーはクラウド上にある仮想サーバーのこと。

実際には実態のある物理サーバーですが、インターネットに接続できる環境ならどこにいてもアクセスできるサーバーです。

クラウドサーバーは複数のサーバーが仮想的な1台のサーバーを作り出しているというイメージです。

ですから、高い負荷が掛かってもサーバーがダウンすることがありません。

まとめ
クラウドサーバーは、高い負荷が掛かってもサーバーがダウンすることがない。

まとめ

以上、サーバーの種類について紹介させて頂きました。

サーバーとはサービスを提供するコンピュータの意味です。

しかし、サービスと言ってもその種類は多岐に渡るので、何を指しているのかわからないかもしれません。

そこで、どのようなサーバーがあるのか、その種類だけでも覚えておきましょう。

一般的なサーバーとしては、下に示す11種類。

  1. Webサーバー
  2. メールサーバー
  3. データベースサーバー
  4. FTPサーバー
  5. DNSサーバー
  6. プロキシサーバー
  7. DHCPサーバー
  8. ファイルサーバー
  9. プリントサーバー
  10. NTPサーバー
  11. アプリケーションサーバー
実は、ここに紹介しなかったサーバーもあるのですが、使用頻度が少ないと判断して割愛させて頂きました。

そして、レンタルサーバーとしてはこちらの4種類のものがあります。

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS(仮想専用サーバー)
  • クラウドサーバー
レンタルサーバーを利用する場合は、あなたの使用目的に合ったスペックのサーバーを借りることをおすすめします。

サーバーの引っ越しは可能ですが、意外と手間が掛かるのでできることなら引っ越しなどせずにずっと使い続けるのが良いでしょう。

具体的なレンタルサーバー会社と、

 

どこがおすすめか

を下記の記事で徹底解説しているので、

ぜひ参考にしてみてください!

株式会社PEEP 高原