サバ
これを機にレンタルサーバーの会社を変えようと思ってます。
でも、選定基準なんかもわからなくて困ってるんですよね。
株式会社PEEP 高原
ということで今回は、
法人向けのレンタルサーバーの選定をする
というテーマでお話をしようと思います。
必須条件としては以下の通り。
- 社員50人前後の中小企業
- メールアドレスの数は余裕が欲しい
- Webサイトのアクセス数は少ないと予想
- 協力会社のWebサイト・メールアドレスは別ドメインで管理したい
- マルチドメインが必要
- Webサーバーのディスク容量は小さめでも可
- セキュリティーが万全
- バックアップ機能が使える
- 無料でSSLが利用できる
社員50人なので、それ程大きな規模のレタルサーバーは必要が無いという条件でお話を進めていきましょう。
個人向けのレンタルサーバーでも十分かも
しれません。
株式会社PEEP 高原
なので、
まずは個人向けと法人向けの違いを確認し、
よく理解した上でレンタルサーバーの選定を検討していきましょう。
サバサバ読める目次
法人向けと個人向けのレンタルサーバーの違いは何?
レンタルサーバーには顧客に合わせて様々なプランが選択できるようになっている場合がほとんど。
その中には、企業や組織での利用を想定している法人向けのプランや個人向けのプランがあります。
では、法人向けと個人向けのレンタルサーバーでは一体どのような違いがあるのでしょうか。
主な違いは次の通りです。
- 法人レンタルサーバーは料金が高い
- ドメインの使用数制限が違う
- サーバーの安定性の違い
- 法人向けはバックアップ機能が充実している
- より信頼性の高い独自SSL
- 法人向けはより手厚いサポートが受けられる
では、それぞれについてもう少し詳しく見て行きましょう。
1.法人向けレンタルサーバーは個人向けよりも利用料金が高い?
法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーはプランが違う場合が多く、
利用料金に関しても法人向けレンタルサーバーの方が高く設定されています。
レンタルサーバーは、無料で利用できるサービスもあります。
しかし、無料のレンタルサーバーはリスクが非常に大きいので法人が無料のレンタルサーバーを使うことは考えられません。
そして、格安のレンタルサーバーという位置付けでは月額100円程度から利用できるプランもあります。
機能的なことを考えると、月額100円のプランは決して高機能とは言えず、サーバー自体の安定性や信頼性と言った部分にも多少の不安が残ります。
ですから、個人でレンタルサーバーを利用する場合は利用目的に合わせて、月額100円~1500円のプランを選ぶのが良いでしょう。
ただし、個人で利用する場合でも、実際に収益化などを考えると月額100円のレンタルサーバーよりも500円~1000円程度のレンタルサーバーを利用する人が多く、最もおすすめのプランです。
では、法人の場合はどうでしょうか。
法人向けのレンタルサーバーは業者によっても違いますが、月額1500円からというプランが多くなっています。
ですから、特別なことを要求しない場合には
月額1500円~2000円
がおすすめです。
中には4000円以上のプランなどもありますが、特殊な使い方をしない場合にはあまりおすすめできません。
料金は違う場合がありますが、
概ね2000円以下
と考えておけば問題無いでしょう。
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2.ドメインの使用数制限は法人向けレンタルサーバーの方が少ない?
レンタルサーバーを法人会員として利用する場合、独自ドメインの取得が必須です。
法人としてホームページやメールアドレスに組織の名前が入っていなければ、それだけで信頼を失うことになるでしょう。
例えば取引先の担当者が会社のメールアドレスでは無くGmailやhotmailなどのフリーアドレスを使用していたらどうでしょうか?
サバ
と、心配になるのではないでしょうか。
株式会社PEEP 高原
では、法人向けのレンタルサーバーの方が独自ドメインをたくさん扱えるようになっているのかと言うと、そういうわけではありません。
一般的な法人向けのレンタルサーバーではマルチドメインの制限数が少ない場合が多くなっています。
それは、一つの会社でいくつものドメインを取得する必要がないからでしょう。
最近では法人向けのレンタルサーバーでもマルチドメインが無制限となっている業者も増えてきました。
しかし、個人向けプランの方がマルチドメインの制限数が多く設定されている業者もまだまだ多いのが現状。
ですから、一般的には法人向けレンタルサーバーより個人向けレンタルサーバーの方がマルチドメインの制限が緩いということだけ覚えておきましょう。
3.法人向けのレンタルサーバーはより安定性を求めよう!
Webサイトの運営ということを考えてみましょう。
Webサイトは24時間営業。
365日間休みなく働き続けてくれる営業マンのような役割です。
しかも、世界中からアクセスができるがインターネットの利点。
ほんの少しのサーバー停止でも、大きな損害となる場合もあります。
個人が運営する趣味のサイトなら、損害も大きくはないでしょう。
しかし、法人向けのレンタルサーバーの場合は少しの停止も許されないどころか、サイト表示が少し遅いだけでも問題になります。
特に繁忙期にはアクセス増加でサーバーがダウンなんてことになれば、レンタルサーバーの運営会社側にも損害賠償が発生することも考えられます。
ですから、法人向けのレンタルサーバーの場合は安定性を重要視しています。
最近では個人向けでも稼働率99.9%などと謳っている業者が多くなっていますが、それだけでは不十分。
法人向けの場合、
品質保証制度(SLA)
も重要になってきます。
SLAとは稼働率によって利用料金の返金保証を行う制度です。
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4.法人向けレンタルサーバーはバックアップ機能が充実!
何らかのトラブルが生じた時に必要になってくるのがバックアップデータです。
レンタルサーバー業者では常にバックアップを取ってデータを保存しているので、トラブル前の状態への復元が可能。
もちろん、個人向けのレンタルサーバーでもバックアップ機能はありますが、多くの場合は有料オプションとなっています。
しかし、法人向けのレンタルサーバーの場合にはバックアップ機能が標準となっている場合が多く、その場合は追加料金が発生しません。
また、バックアップデータに関しても、1つのデータだけではなく、何世代分かのデータを保存しています。
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5.法人向けにはより信頼性の高い独自SSLを!
現在、SSL証明書が無いWebサイトを閲覧すると、
ブラウザ側では
「保護されていない通信」
などの表示が出る為に
サイト自体の信頼性が損なわれる恐れ
があります。
本来、SSLは通信を暗号化する為のもので、サイトによってはSSLが必要ではない場合もあります。
しかし、「保護されていない」と表示されるだけで、
不安を煽るような形になってしまうのは事実です。
また、法人向けということを考えると、
フォームなどの個人情報を扱う必要があるのでSSLは必要となります。
ただし、SSLには次の3種類があります。
- ドメイン認証型(通称:DV)
- 企業認証型(通称:OV)
- EV(Extended Validation)認証
個人で利用する場合、ドメイン認証型でも問題ありません。
法人の場合はより信頼性の高い
「企業認証型」「EV認証」が必要となります。
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6.法人向けはより手厚いサポートが受けられる
法人向けと個人向けのレンタルサーバーの大きな違いとして、サポート体制が考えられます。
サポート体制には個人向けでも24時間対応の業者もありますが、法人向けのレンタルサーバーよりは少ない印象です。
また、問い合わせはメールのみの場合、緊急のトラブルなどには対応できずに多くの損失が発生する可能性もあります。
法人向けのレンタルサーバー業者は時間制限がある場合もありますが、基本的に電話対応可能となっています。
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では、実際にどのような考えで法人向けのレンタルサーバーを選べば良いのでしょう。
法人向けレンタルサーバーの選び方!
これまで、法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違いについて考えてきました。
上記を踏まえて法人向けレンタルサーバーを選ぶ時の注意点について見て行きましょう。
注意点としては、下記の通りです。
- 月額料金が安い
- 高稼働率であること
- SLA(サービス品質保証)がある
- ディスク容量に余裕がある
- 常時SSL化対応である
- マルチドメインに対応している
- メールアドレス数は十分か
- ホームページの表示速度が速い
- WordPressの利用可能
- ECサイトの構築・運営が可能
- 無料体験・お試し期間がある
- 電話サポートがある
- バックアップ機能が充実してる
- 使いやすさ・管理のしやすさ
中には不要な機能もあるかもしれません。
例えばWordPressを使わない場合や、ECサイトを運営しなくても良いかもしれません。
その辺りはあなたの環境に応じて選択してください。
では、上記を満たすようなレンタルサーバーについて見て行きましょう。
おすすめの法人向けレンタルサーバー5選!
上記を踏まえた上でおすすめできる法人向けレンタルサーバーを紹介したいと思います。
おすすめは次の5つのレンタルサーバー。
- エックスサーバービジネス
- さくらのレンタルサーバー
- シックスコア
- ロリポップ!
- カゴヤ
機能的には上記のサーバーよりも良いものはたくさんありますが、やはりコストが高くなってしまいます。
コストパフォーマンス優先で
上記のレンタルサーバーを選びました。
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もちろん、上記の業者は電話サポート体制も整っていますので、何かのトラブルが発生した時でも安心です。
まとめ
今回は法人向けレンタルサーバーの選定について紹介しました。
法人がレンタルサーバーを借りる目的としては、次の3つの理由が考えられます。
- 自社サイトを公開したい
- 自社のドメインでメールを使いたい
- ECサイトを構築・運営したい
しかし、実際にレンタルサーバーを借りる場合は業者が多くて決めるのが大変。
そこで、下記の点に注意して法人向けのレンタルサーバーを選択しましょう。
- 月額料金が安い
- 高稼働率であること
- SLA(サービス品質保証)がある
- ディスク容量に余裕がある
- 常時SSL化対応である
- マルチドメインに対応している
- メールアドレス数は十分か
- ホームページの表示速度が速い
- WordPressの利用可能
- ECサイトの構築・運営が可能
- 無料体験・お試し期間がある
- 電話サポートがある
- バックアップ機能が充実してる
- 使いやすさ・管理のしやすさ
法人向けレンタルサーバーのおすすめは下記の5つです。
- エックスサーバービジネス
- さくらのレンタルサーバー
- シックスコア
- ロリポップ!
- カゴヤ
実際にあなたが必要とする機能が利用できるかなど、後から後悔しないようにじっくり確認してから契約することをおすすめします。
その為にはお試し期間を上手に利用してみるのも一つの方法です。